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顎関節にお困りですか?

2014年11月11日

『口が大きく開けられない』『口を開閉時に、音が鳴る・痛い』『固いものが咬めない』などの症状をお持ちの方は、いてませんか?

顎関節症とは、これらの顎の筋肉や関節の症状の『総称』です。

世間では、「顎関節症は治らないと聞いた」「顎関節の治療法はない」「噛み合わせが原因」とよく聞きますが、僕はひとつもそうは思いません。

下図は、厚生労働省が年齢別に顎関節症状の調査をした表です。

20〜30歳代がピークで、徐々に減少傾向にあるのがわかります。治癒した、または症状が改善した人がいる証拠であると思います。

 

顎関節雑音1 顎関節痛み

 

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アメリカ口腔顔面痛学会(AAOP)は、顎関節症を科学的根拠のもとで研究をまとめ、その原因や診断方法・治療方法が明確に記された報告書を発表しています。

その報告書のガイドラインは、日本の『顎関節症』に関するインターネットの情報の内容などとは、大きく異なることが多いようです。

アメリカでは、約75%の人が「顎関節症」の症状を少なくとも一つは有するという研究結果があります。今までは、これらの症状を有する人が医療を受診すると、そのうちの7割ほどの人が何かしらの治療をおこなっていたと報告されています。

しかしながら、本当に顎関節に対して治療が必要だったと診断されたのは、そのうちの約5%だけであろうということが明白となり、過剰な診療が問題になっています。

 

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ガイドラインによると顎関節症の約40%は、放置していても自然に症状が改善するとあります。それ以外にも、顎関節の説明を受けただけで、症状が改善したというケースもあるようです。

顎関節をしっかりと理解することが非常に大切だと感じます。

 

放置していても治癒する可能性のある『顎関節症』、治療の必要がないのでは?

と感じる人もいるでしょう。しかし、それは少し違います。

『口を開けたら顎関節が痛い』、『食事する時に顎関節が痛い』、『耳元で音がする』、『顎を動かす筋肉が疲れやすい』などの症状は、日々の生活をする上で非常に迷惑がかかります。

これらの症状を改善させるための治療は、ライフスタイルの向上のためにも必要であると考えています。

 

僕も以前、大学生だった頃、顎関節症に悩んでいました。大学の口腔外科の先生にも診てもらいました。しかし、歯科医師になる以上、自分で勉強して自分で治そうと考えました。

今では、ほとんど顎関節症状を呈することはありません。ついでにブラキシズム(歯ぎしり)も自分で治療しました。

 

ではどのような治療を行うのかという話になりますが、、、

肩や肘、膝、足首など、他の部位の関節治療と同じで良いと思います。

ストレッチや運動療法、理学療法などが挙げられますが、顎関節に限定すれば他に、生活習慣の改善(歯列接触癖)やマウスピース(咬合挙上板)などが考えられます。

基本的には、AAOPのガイドラインに沿って、顎関節症状を呈している、初期治療の段階で、不可逆的(元の状態に戻らない)治療は行いません。なおかつ、対症療法ですので、患者様の体や経済面で負担がかからないことが望ましいと思います。

「かみ合わせの治療のために、多くの歯を削って、保険外の補綴物をしたけど、治らなかった」

「顎関節症の苦痛から解放されるために、高いお金を払って歯列矯正をしたけど治らなかった」

と言う話を多くいただきます。

このような治療は、高価な費用がかかる上、元の状態にも戻せないので、不必要なリスクを高めているだけです。

(※虫歯などにより歯牙が崩壊している場合は治療することもあります。)

 

顎関節症の原因は、ほとんどが多因子性と言われています。ブラキシズム(歯ぎしり)や夜間・日中に限らない食いしばりの習慣、頬杖、携帯電話や本を見る姿勢、精神的ストレス、大開口などが挙げられます。顎関節治療において、これらの生活習慣の改善を自己管理していただくことが前提です。その上で、運動療法や日中の意識を少し変化させることで、症状の改善を図ります。

 

また噛み合わせが、顎関節症の原因であるとは安易に考えられません。歯科医師をしていると、1日に何十人という患者様の口の中を診ていますが、噛み合わせが悪い人でも、顎関節症状を呈さない人はたくさんいます。そもそも噛み合わせが完璧な人などほとんどいません。

親知らずに関しても同様であると思います。

歯の治療において咬み合わせが重要ではないという意味ではありません。ただ、顎関節の治療として行う際には、顎関節を理解した上で、原因の把握や診断のもとでの処置をオススメします。

 

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しかしながら、一方で治療が全く効果がなく、いつまでたっても治癒しない『難治性顎関節症』というものもあります。顎関節を構成する組織の変形症や、顎関節症に近似した他の疾患の存在などがあります。この場合は、大学病院や大病院でのMRI検査や顎関節の手術をご紹介させていただく場合があります。

 

顎関節症状でお困りの方、ぜひ一度、やまぐち歯科クリニックまでご相談ください。

顎関節のしっかりとした理解と、運動療法、生活習慣の改善方法などを、インフォームドコンセントを通して伝授させていただきます。

 

やまぐち歯科クリニック

副院長 本多弘明

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