矯正歯科
歯並びやかみ合わせが悪いとどうなるの?
歯並びが悪いと、受け口・出っ歯・八重歯など見た目が悪くなるだけではなく、かみ合わせも悪くなります。虫歯や歯周病の原因である歯垢や歯石は、かみ合わせが悪いと歯が磨きにくくなるので、たまりやすくなります。
それだけではなく、顎痛や発音の悪さ、肩こりや腰痛など、体全体に影響を及ぼすこともあります。
矯正治療の流れ
1. 初診・相談
担当医が、患者様の現在の状態や治療の内容、費用・期間などについて、くわしくご説明いたします。わからないことや不安なことはなんでもご相談ください。
【矯正治療の料金】
矯正治療の料金は、不正咬合の状態・程度、矯正方法によって、個人差があります。
まずは担当医にご相談ください。
初診相談 3,300円

2. 精密検査
レントゲンや歯型を取るなどの精密検査を行い、より詳しい状態を把握し、それを参考に、矯正治療をどのように進めるかの計画を立てます。

3. 診断
検査結果に基づき、治療の方針を決めていきます。治療につきましての優先事項やご希望がございましたら、この時点でお申し付けください。

4. 治療前処置
矯正治療に入る前に、虫歯や歯周病の治療、または抜歯の必要がある場合は抜歯を行います。

5. 矯正治療開始
装置の装着を開始します。症状によっては、複数の装置を、時期をずらして装着する方もいらっしゃいます。食事や歯磨きのとき、装置を付けると違和感を感じることもあるため、装着中の歯磨きのコツをお教えいたします。
装着後は月に1度の調整が必要となります。医師が装置に不具合がないかチェックいたします。

6. 保定・メンテナンス
歯の矯正が済んだら、「リテーナー」という装置を装着し、歯が元の状態に戻るのを防ぎます。リテーナーは、歯並びが完全に定着するまで、外すことはできません。リテーナー装着中も専門医の診察をします。
矯正治療が完全に終了した後も、3~6ヶ月に一度は医師のチェックを受けられることをおすすめします。

矯正装置の種類
歯の破損や抜けてしまった場合、義歯・入れ歯(デンチャー)をおすすめしております。あまり良いイメージのなかった入れ歯も、最近では、見た目や性能も改善しつつあります。
ホワイトブラケット
ブラケットとワイヤー、金属部分が白く、通常のメタルブラケットに比べて目立ちにくい素材です。
セラミックブラケット
白いセラミック製のブラケットで、通常のメタルブラケットやデーモンシステムに比べて目立ちにくい素材です。
インビザライン(マウスピース)
ブラケットやワイヤーを使わず、透明なプラスチックのマウスピースで歯並びを矯正します。コンピュータシュミレーションに基づき、あらかじめ段階に応じて形の違った複数のマウスピースを用意します。
クリアライナー(マウスピース)
ブラケットやワイヤーを使わず、透明なプラスチックのマウスピースで歯並びを矯正します。インビザラインと違って、矯正しながら段階ごとにその都度歯型を取り、マウスピースを作成します。
デーモンシステム
ワイヤーをブラケットに固定せずに挟み込んでいるだけなので、歯の動きにあわせてワイヤーが動きます。他の歯に圧力がかからないため痛みも少なく、治療も短期間で済みます。
リンガルブラケット
ブラケットを歯の裏側に装着しますので、周囲に気づかれることなく矯正治療を行うことができます。
部分矯正(MTM)
クラウンやブリッジで本格的な治療を行う前に、事前に歯並びを修正するための矯正治療です。また、部分的に歯を移動させたい場合などにも行われます。
リテーナー(保定装置)
リテーナーは、歯が矯正され歯並びがキレイになった後、元に戻らないようにするための装置です。歯並びが完全に定着するまで装着します。