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症例紹介(インプラント)
2015年04月30日歯科医師
こんにちは。
今日は、10年以上前に装着したゴールド(金)のブリッジをインプラントにした症例を紹介します。
《治療計画の立案》
患者様はホワイトニングを機会に口腔内の審美性を気にされており、このゴールドのブリッジも審美性の面でセラミック治療を考えておられました。
治療方法として、ジルコニアオールセラミックによるブリッジ、オプションとしてインプラントを説明したところ、インプラント治療を選択されました。
《インプラント埋入手術》
レントゲンやCTなどによる診断の後、ゴールドブリッジを除去して、フラップレス(歯肉を剥離しない方法)でインプラント埋入手術を行いました。ゴールドブリッジの支台歯であった第二大臼歯には、おそらく金属の変形による二次齲蝕を認めます。
《術後3ヶ月 型取り》
支台歯の形成を行い、インプラント部の型取りをします。
補綴の種類を説明させていただき、今回は審美性や衛生面から、ジルコニアオールセラミックを選択されました。
《CERECによる補綴作製》
CEREC(CAD-CAM)でコンピューター上で設計し削りだしによるジルコニアフレームの作製を行います。安全性の高い材料を高精度にフレームワークします。
《補綴物の装着》
綺麗に装着完了です。インプラント部はスクリューリテイン法といって、セメントを使わずにスクリューで補綴物を装着する方法を選択しました。
ご興味がある方は、担当ドクターにお問い合わせください。