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やまぐち歯科がインプラント治療でまず大切にするのが“設計図”
2017年04月5日歯科医師
それぞれにとって理想的な噛み合わせを実現するための設計図
やまぐち歯科がインプラント治療を行うとき大切にするもののひとつに、“設計図”があります。
設計図は、それぞれの患者さまにとって最も理想的な噛み合わせが何なのかを考える過程で描かれるものです。
歯や骨、舌の形や大きさ、唇の形状はみなさん違います。
そのため、患者さまごとに、理想のかみ合わせは異なってきます。
歯が何本残っているのか。歯をどう動かせば抜かずに済むのか。
唇が薄い人は歯を少々出しても良いが、唇が厚い人は見た目の問題でそれはできない…など、とにかく多くの要素が組み合わさり、設計図は決められます。
見た目も含め、理想のかみ合わせはその人にとって一つしかないわけで、それを模索することが大切だと考えています。
インプラントの種類や入れ方も重要
インプラントには太いものや細いもの、長いものや短いものなどたくさんの種類があり、インプラントの種類を決めることも重要な要素のうちです。
インプラントを入れる箇所の骨が細ければ、細いインプラントを、太ければ太いものを。
骨が少なければ長いインプラントをなどといった具合に、骨の状態に応じてインプラントは決められます。
太さ、長さのほかにも、どの位置にどの角度、傾斜で入れるのかということなども熟考し、治療を進めていきます。
良いインプラント治療には医師の経験が不可欠
理想のかみ合わせを実現するための法則はありません。
計算によって算出ができず、医師の経験を頼りに設計図は導き出されます。
そのため、インプラント治療には医師の技術はもちろん経験もとても重要になりますが、その点やまぐち歯科にはしっかりとした実績があるので、ご安心いただけると思います。
患者さまのお話をいっかり聞くことも大切にしています
もうひとつインプラント治療で大切にしているのが、患者さまのお話をよく伺うことです。
例えば、費用の問題から、いま右側だけを治療しておいて、ゆくゆく左側を治したいというご希望があった場合、現段階でそれを見越した治療を行います。
スポーツをするなど、歯を頻繁に食いしばる患者さまには、強いインプラントを入れなくてはいけません。
希望にそった治療計画をつくり、さらには生活習慣をも考慮した治療を行うことが、良い治療結果を生みます。
そのため、患者さまの意思をよく確認するとともに、生活習慣を見据える必要があるのですね。