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インプラントを長く使用するためのポイント
2018年03月19日インプラント
インプラントは「第二の永久歯」と言われたりしますが、それは、インプラントが非常に長持ちだからです。寿命はどのくらいなのか。また、どうすればより長持ちさせることができるのか。ポイントをお伝えします。
インプラントの寿命は10年を超える
インプラントは、メンテナンスをしっかり行えば長年の間使用することができます。治療10年後に維持できている方の割合は、平均9割を超えるくらいです。長い場合だと、治療後、亡くなるまでの約40年間使用を続けられたという症例もあるほどに、インプラントは長寿なのです。
歯を補綴する治療は他にもあります。
例えば入れ歯の寿命は平均で5年程度、ブリッジは8年程度です。
保険診療の場合は金属で加工するため、バクテリアの繁殖を抑制できないので、おおよそ上記の耐久年数となります。
※ただし、材質を変えれば寿命は長くなります。
インプラントを長持ちさせる方法
では、インプラントをできる限り長く使い続けるためには、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか。ポイントは5つあります。
①セルフケアと歯科医での定期的なメンテナンス
インプラントは天然歯と同じように日々の歯磨きが大切です。また、時々歯科医に通院して、人口歯を外してクリーニングする必要があります。日々のセルフケアに加え、プロの点検と清掃を定期的に行うことが、インプラントを長持ちさせるための1つ目の秘訣です。
②骨を丈夫に保つ
人口歯根をしっかり支えるためには、ある程度顎の骨に強度がなくてはなりません。食事では、カルシウムの摂取を積極的に行いましょう。
③歯周病を予防する
歯周病になると、歯根を支える顎の骨が痩せてしまい、インプラントを十分に支えられなくなる可能性があります。インプラント自体は虫歯になりませんが、歯周病は大敵です。また、インプラントが歯周病になると、天然歯の歯周病よりも進行が速いです。早期に治療を始めるように注意しましょう。
④定期的なかみ合わせの調整
インプラントは使っているうちに、かみ合わせが狂ってきてしまうことがあります。すると、どこかに余計な負荷が掛かり、インプラントが傷んでしまいます。そのようにならないためにも、定期的に歯科医を受診し、必要があればインプラントのかみ合わせの調整を行ってもらうようにしましょう。
⑤インプラントメーカーは信頼性が高いところを
インプラントのパーツは様々なメーカーがあります。世界的に知名度が高いメーカーの物を選ぶなど、信頼できるメーカーのインプラントを使うことも長寿のためには大切です。