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妊婦中のお口のケア方法を一挙公開します!
2017年12月13日妊婦歯科治療
妊婦さんのお口の中は「つわり」などで、歯磨きがしにくくなるもの。歯磨きがしにくくなった妊婦さんの口の中は、どうしても汚れやすくなってしまいます。
お腹が大きくなると、胃が圧迫され、一度にたくさん食べられなくなり、少しずつ回数を分けて食べることになり、お口の中が不潔になりやすくなるもの。つまり妊婦さんは、お口の中の清掃不良と、女性ホルモンの関係で歯肉炎(妊娠性歯肉炎)になりやすい状態であると言えます。そのまま放っておくと歯周病になってしまいます。
朝起きた時に、お口の中がネバネバする、
歯茎から血が出やすくなったなど。
このような症状があったら要注意です。
目次
3.【point1】あなたの歯ブラシは大きくはありませんか?
6.【point4】朝昼晩または朝と晩だけに歯磨きをしていませんか?
1.妊婦さんのお口のケアはどうすればいいの?
妊娠中のお口の中の問題はわかったけれど…。
つわりで歯磨きをするのが気持ち悪いんですがどうしたらいいんですか?
こんなふうに感じているお母さん方、ちょっとした工夫で歯磨きやお口の中のケアができるかもしれませんよ。
2.妊娠中「つわり」であってもうまく歯磨きをする方法
お口の中の健康は、普段通り、歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使って掃除することにより守られます。ただ妊娠中は「つわり」などもあり、なかなか思うように歯磨きができない時もあると思います。そんな時は以下のような工夫を試みて、お口の中を清潔に保つ工夫をしましょう。
3.妊娠中のお口ケア 【point1】あなたの歯ブラシは大きくはありませんか?
子供用の小さな歯ブラシを使ってみましょう。小さな歯ブラシを使うことでお口の中や舌・喉の奥などへの刺激を少なくすることができ、比較的楽に歯磨きができるかもしれません。
4.妊娠中のお口ケア 【point2】歯磨き粉だけを使ってはいませんか?
歯磨き粉は液体や半練りタイプに関わらず、お口の中に爽快感を与えるために、メントールやミントなどと言った香料を使用しているものが多いです。しかしホルモンのバランスが不安定な妊娠中のお母さんにとって、これら香料の香りはかなりきつい刺激として感じるものです。歯磨き粉の香りがきついなと感じたら、水と歯ブラシだけで歯磨きをしてみてください。水と歯ブラシだけだと余計な臭いもなく案外楽に歯磨きができるようです。
5.妊娠中のお口ケア 【point3】大きく口を開けていませんか?
大きく口を開けるとお口の中や舌・喉に刺激が伝わりやすくなります。口を開けるだけで気分が悪くなってしまう。という方は、歯磨きの際、顔を下に向けて小さく口を開け歯ブラシは前にかきだすように動かしてみてください。大きく口を開ける歯磨き方法に比べ、比較的楽に歯磨きを行うことが出来るはずです。
6.妊娠中のお口ケア 【point4】朝昼晩または朝と晩だけに歯磨きをしていませんか?
赤ちゃんの成長とともにお腹が大きくなった妊婦さんは胃が圧迫され、一度にたくさんのご飯を食べることは出来にくくなっています。そのため一日に何度も回数を分けてご飯を食べる妊婦さんがとても多いのです。たくさんの回数でお食事をとるのは問題ないのですが、その都度こまめに歯磨きができているかどうかが問題。ご飯を食べた後、「少し体調がいいな」と感じたら、こまめに歯磨きをするように心がけましょう。