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インプラントの欠点をきちんと把握して、治療を開始しましょう
インプラントは天然歯と同じような機能・見た目を持つ、画期的な治療法ですが、残念ながら欠点もいくつかあります。
今回のやまぐち歯科ドクターブログでは、インプラントの欠点についてお話します。
インプラントをお考えの方は、ぜひ参考になさってみてください。
欠点①手術が必要
インプラント治療のひとつめの欠点は、手術が必要になるところです。
通常のインプラント治療は、歯ぐきを切り、顎の骨の中に人口歯根を埋めるため、穴を開ける手術を行います。
状態により、手術は1度か2度必要で、いずれも麻酔をするために、体への多少の負担が否めません。
欠点②治療期間が長い
人工歯根を埋めた後、骨と結合するまでには数か月時間がかかります。
結合を待ち、人工歯冠を着ければ治療は完了しますが、治療期間は3か月から、長いと1年ほどになることもあります。
欠点③メンテナンスに通わなくてはならない
治療完了後も、メンテンスを続けて行う必要があります。
定期的に歯科に行き、インプラントや歯肉の状態などを診てもらわなくてはならず、そのための時間と費用がかかります。
欠点④治療が受けられない人もいる
治療には手術が必要なため、重度の心臓病や高血圧、糖尿病、歯周病、骨粗しょう症、内臓疾患などを抱える患者さまは、インプラント治療を受けられない場合があります。
また、持病などでメンテナンスに通えない患者さまにも、インプラント治療は不向きでしょう。
欠点⑤保険適用外である
入れ歯やブリッジには保険診療ができるものもがありますが、インプラントは原則自費診療になります。
そのため、治療費が高額になり、平均的にみて1本数十万円の費用がかかります。
欠点を打ち負かすような魅力がインプラントにはあります
インプラントの欠点についていくつかお話ししてきましたが、インプラントの魅力は大きく、欠点をも打ち負かすものだと考えるため、やまぐち歯科では治療をお勧めしています。
最後にインプラントの長所をいま一度まとめて、今回の締めくくりとしましょう。
インプラントの長所
・天然歯のときと同じように咀嚼することができる
・見た目が天然歯に近い
・1本から、全部の歯まで治療対応が可能
・骨や歯ぐきが痩せない
・長い間使える