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セラミッククラウンの種類による比較と、その魅力
2018年02月12日審美歯科
天然歯のように美しく耐久性に優れることから人気のセラミッククラウン。一方、自費治療となるため、治療費が高いというデメリットもあり、せっかくセラミックにするなら失敗は避けたいところ。そこで、セラミックの種類による違いや料金を徹底比較。セラミックの魅力についてもあわせてお届けします。
セラミックの種類による特徴と価格
まず初めに、セラミッククラウンとは、歯が虫歯などで欠損した場合に使われる修復物全般を言います。被せもののことですね。セラミックにはいくつかの種類があり、そのうち代表的な2つについて解説します。
ジルコニアオールセラミック
ジルコニアをフレームとして、セラミックが焼き付けられたのがこちら。クラウンの中で最も美しい仕上がりです。金属アレルギーの心配もありません。また、ジルコニアの働きで強度が高まるため、歯を削る面積が抑えられ、奥歯にも使用できます。ただし、硬いために加工には限界があり、複雑な形には仕上げられないというデメリットもあります。
当院での料金
1本12万円~15万円
メタルボンド
金属をフレームに、セラミックが焼き付けられたクラウンです。内側が金属なため、ジルコニアと比較して明度が低く、美しさの面ではやや劣ります。また金属アレルギーを発生させる場合もあるので、注意が必要です。
中が金属なので強度は高く、こちらも奥歯に使用可能なところがメリットです。ジルコニアのような加工の難しさもありません。ジルコニアより低価格なのも魅力ですね。
当院での料金
1本8万円~
料金が高くてもセラミッククラウンがお勧めな理由
①審美性に優れる
セラミックは他の被せ物に比べ、とにかく見た目がきれいです。お顔の大切なパーツである口元は、人目を引く場所でもあります。その口元を美しく保つためにも、セラミックは最適であるといえます。
②金属アレルギーを防げる
セラミックの中でも特にジルコニアには金属が使われておらず、金属アレルギーの方には安心です。
③長期間の使用に耐える
食べ物を咀嚼する歯は汚れやすい箇所ですが、セラミックなら汚れが付着しづらく、美しさが長期にわたり保たれます。また、ジルコニア、メタルボンドとも強度が高いので、割れや欠けも起こりにくいです。
④歯茎も美しく保てる
ジルコニアの場合には金属が使われないため、歯と歯茎の間が黒ずむことがありません。